スキー・スノボ保険の補償内容
スキー保険は、以下の補償の組み合わせで構成されています。
- 傷害保険 - 契約者本人の入院や通院にかかる費用などを補償
- 賠償責任保険 - 他人をケガさせたりモノを壊したときの賠償金を補償
- スキー用品補償 - スキー板やスノーボードなどの破損や盗難を補償
- 遭難捜索費用補償 - 遭難時の捜索や救援にかかる費用を補償
- レンタル品補償 - レンタル板などの借りたモノを壊したときに補償
混雑したゲレンデでは上級者であっても他の人とぶつかる危険性があり、
自分自身がケガしたり反対に相手にケガをさせてしまったりすることがあります。
そういった人身事故に備える保険のほかに、
スキー板やスノーボード、レンタル品の破損や盗難に備えることも可能です。
また、雪山で遭難したりケガで動けなくなると捜索や救援が必要になり、
救援隊やヘリコプターなどが出動して多額の費用が発生します。
そういった費用の一部が自己負担になるケースもあるので、
遭難捜索補償も欠かせない特約の1つになります。
賠償責任保険について
連休や年末年始はもちろん、週末になると人気のスキー場はどこも満員です。
人がたくさんいれば他の人と衝突する可能性も高くなり、
最悪のケースでは骨折などの大ケガにつながることも考えられます。
自分自身のケガだけでなく、加害者になった場合にも備えておく必要があり、
賠償責任特約に加入しておけば万が一のときでも安心です。
もし事故が発生すると相手と示談することになりますが、
当事者やその関係者同士で話し合うのは感情的になりやすく難しいです。
保険会社によっては示談交渉を代行してくれるサービスが用意されているので、
示談交渉代行サービスがついたスキー・スノボ保険
がオススメです。
スキー・スノボ用品補償について
ゲレンデにあるレストランやロッジでご飯を食べるときは、
通常スキー板やスノーボードなどは外に置いておきます。
少しでも目を離すときがあればそれなりの盗難リスクがあるほか、
故意でなくても間違えられてしまうことも考えられます。
そういったときのために携行品損害補償が用意されており、
スキーやスノーボード用品などの盗難や破損を補償してくれます。
ただし、そのときの同等中古品が購入できる金額が補償の上限で、
新品に交換できるわけではないので注意が必要です。
また、自己負担金(=免責金額、数千円程度の保険が多い)が必要になるので、
比較的新しい用具やある程度高価なモノが補償対象になります。
遭難捜索費用補償について
通常、整備されたゲレンデを滑っていれば遭難することはありませんが、
林間コースを外れたりコース外を滑るバックカントリーは危険が伴います。
また、転倒による骨折や打撲、急な病気などで動けなくなり、
救援が必要になることも考えられます。
自力では下山できなくなると、
状況によって地元の山岳会や消防団、警察などが出動することになります。
公的機関による捜索活動は費用請求されないことが多いようですが、
民間ヘリコプターの代金や人件費などは発生してきます。
白馬五竜スキー場では、パトロール隊員1名2万円/時、
スノーモービル1台1万円/時などとなっており、捜索や救援活動の規模が大きくなるとまとまった金額が請求される恐れがあります。
念のため、遭難捜索補償についても加入しておきたいところです。
レンタル品補償について
通常、スキー板やスノーボード、靴、ストックなどの一式をレンタルすると、
そのレンタル代金に盗難や破損の保険代が含まれています。
もしくは、実際にレンタル品を受け取るゲレンデなどで、
数百円程度の保険代を別払いにするところもあります。
そのため、一般的にレンタル品補償は必要ないので、
ほとんどのスキー・スノボ保険にも付帯していないようです。
ただ、友達からスキーセットを借りた場合など、
未加入のときは必要に応じて追加しておくと安心です。
1泊2日の保険
自宅近くにゲレンデがあれば週末のたびに出かけることもできますが、
そうでなければ夜行バスなどに乗って二泊三日などの旅行になってきます。
そうなると、ひんぱんに出かけるのは難しく、
スキー保険も1日や数日程度の掛け捨てタイプで十分です。
スマホユーザーなら
スキー1日保険
が用意されており、
ネット上からカンタンに申し込むことができます。
もし1シーズンに6日以上滑るなら、
年間タイプの保険料と比較してみるといいかもしれません。
スキー保険の比較
スキー保険と
山岳保険
には遭難救援費用補償が付帯していることが多く、
そのほかのスポーツ保険や
個人賠償責任保険
等にはない特徴となっています。
また、衝突時の相手への補償として賠償責任保険も付いていますが、
保険会社が示談交渉を代行してくれるかどうかも重要なポイントです。
補償金額によって3パターンの掛金になっていることが多いので、
カンタンに比較できるように
スキー・スノボ保険の一覧表
を作ってみました。
クレジットカード会員専用や1日保険、示談交渉代行サービスの有無など、
絞り込むこともできるので探すときの参考にどうぞ。
おすすめのスキー保険
自分自身のケガも気になるところですが、
発生しやすい人身事故に備える賠償責任保険は必須といえます。
さらに、示談交渉代行サービスがあれば、
万が一のときでも煩わしくなく心労も減って助かりそうです。
また、遭難捜索費用もまとまった金額になる可能性があるので、
可能性は低くても欠かせない補償になりそうです。
1シーズンに1回だけなら1日だけの掛け捨て保険も選択肢ですが、
毎年定期的に楽しむのであれば年間タイプがおすすめです。
三井住友VISAカードのポケット保険なら、
ネットから申込み可能で補償内容を自分で選ぶことができます。
あらかじめクレジットカードを作っておく必要がありますが、
年会費永年無料
RevoStyleカード
なら負担もないので安心です。
クレジットカードが用意できれば、
WEBサイトから好きなときに申し込むことができます。
ポケット保険の加入方法
最初に、
三井住友カードの会員サービス
に会員登録します。
次に、ポケット保険の自由設計コース にある「お申し込みはこちら」をクリックして、保険の加入手続きを開始します。
申し込み内容を選ぶ画面が表示されたら、
補償開始日と補償内容・金額を選んで「保険料を計算する」ボタンをクリックします。
補償内容が決まれば加入者情報などを入力して完了で、
その後に毎月の掛金がカード利用代金として引き落とされます。
補償内容を確認したり変更や解約したいときは、
三井住友カードの会員メニュー
からカンタンに手続きできます。