自転車保険の補償内容
自転車保険はサイクリングで遠くへ出かけたり観光地でのレンタルサイクルに加えて、
通勤や通学、買い物などの日常的な利用でも補償対象になります。
転倒して自分自身がケガをしたときはもちろん、
ぶつかって他人をケガさせたりモノを壊したりしたときにも補償してくれます。
主に、以下の3つの補償を組み合わた保険になります。
- 生命・傷害保険 - 死亡や後遺障害、入院・通院にかかる費用などを補償
- 賠償責任保険 - 他人にぶつかったりモノを壊した時などの賠償金を補償
- 盗難補償 - 自転車の盗難を補償
ただ、盗難補償については新車購入時しか付けられないので、
実質的には2つの補償といえそうです。
生命・傷害保険について
一般的に、自転車に搭乗していないときでも補償対象となっており、
通常の傷害保険や生命保険と同じ補償になります。
(搭乗中のみ補償する自転車保険もあるので、保険内容を確認してください)
そのため、すでに傷害保険などに加入済みであれば不要になります。
ただ、契約者本人に加えて配偶者も補償対象になる「夫婦型」、
さらに子供も対象になる「家族型」に加入できる保険も用意されています。
そのため、子どもが一人で自転車に乗るようであれば、
家族単位に切り替えたケース等で比較してみる価値はありそうです。
賠償責任保険について
自転車に乗っていると転倒してケガをする危険がある一方で、
歩行者に追突したりして加害者になるケースも考えられます。
実際、小学生の乗った自転車が歩いている人にぶつかってケガをさせた事故で、
その親に9,000万円を超える高額賠償判決が出ています。
また、兵庫県では自転車保険の加入を義務づける条例が可決し、
罰則はないものの2015年10月1日から実施されています。
そのため、自分はもちろん家族の一人でも自転車に乗るのであれば、
賠償責任保険は欠かせない補償になっています。
通常、賠償責任保険(特約)は契約者本人に加えて、
配偶者や子供も対象になっています。
(例外もあるので保険内容を確認してください)
しかも、日常生活全般において補償されるため、
自動車保険や火災保険などで加入済みであれば重複して契約する必要はありません。
複数の賠償責任保険に加入した場合でも保険金は合算されず、
最も高い保険金が上限になってしまい掛金がムダになるので注意が必要です。
示談交渉代行サービス
賠償責任保険の付帯サービスとして、
示談交渉を代行してくれるサービスが用意されています。
出会い頭の衝突などで加害者になってしまったとき、
事故の当事者同士で示談交渉するのは感情的になりやすく難しいです。
そういったときに保険会社が代わりに交渉を行ってくれるので、
万が一のときには欠かせないサービスといえます。
最近は
示談交渉代行サービスがついた自転車保険
が増えていますが、
サービスがない保険もあるので契約前を確認したいところです。
自転車盗難補償について
パナソニックやブリヂストン、ヤマハといったメーカーでは、
自転車購入時の本体価格の30%程度を保険料として支払うことで盗難保険に加入できます。
その一方で、一般的に自転車サイクリング保険で補償してくれるのは少なく、
ちゃりぽ保険やあさひ自転車の保険
くらいとなっています。
いずれも新車購時以外は契約できないので、
購入済みの自転車に盗難保険を追加することはできないようです。
しかも、補償期間は最大3年までとなっているので、
保険でカバーするよりも盗難対策を充実させる必要がありそうです。
自転車サイクリング保険の比較
盗難保険を除けば、傷害保険と賠償責任保険に組み合わせになります。
そのため、保険金の上限と家族型などの保険対象者を決めていけば、
ある程度の絞り込みはできると思います。
ただ、たくさんの自転車保険が販売されていることもあるので、
カンタンに比較できるように
自転車保険の一覧表
を作ってみました。
自動車保険や火災保険の特約タイプやクレジットカード会員限定サービスなど、
保険と掛金、補償内容などが比較できるので参考にしてみてください。
おすすめの自転車保険
すでに、生命保険や傷害保険を契約しているのであれば、
個人賠償責任保険に加入すれば十分です。
これまでの自転車事故判例からすると1億円以上は確保したいところで、
示談交渉を代行してくれるサービスも欠かせない存在です。
そういった条件で絞り込んだ上で、
掛け金や契約しやすさ等から選んでいけば大丈夫です。
三井住友VISAカードのポケット保険ならネット申込できるほか、
補償内容とその上限金額を自分で選択することができます。
しかも、掛金がいくらになるかシュミレーションできるので、
自分にあった保険に加入することができます。
保険契約の前にクレジットカードを作っておく必要がありますが、
RevoStyleカード
なら年会費無料なので安心です。
クレジットカードに申し込んで手元に届けば、
WEBサイトからカンタン申し込むことが可能です。
ポケット保険の加入方法
まず、
三井住友カードの会員サービス
に登録します。
(利用代金などが確認できる専用ページで無料で利用できます)
続いて、ポケット保険 自由設計コース
にある「お申し込みはこちら」ボタンをクリックして、
取得したIDとパスワード、カード有効期限などを入力してログインします。
同意ボタンを押して「申込内容選択」画面が表示されたら、
最初に補償開始日(翌日の午前0時から選べます)と選択します。
次に、補償の種類・金額、加入タイプを選んで、
「保険料を計算する」ボタンをクリックして掛金を確認します。
保険内容が決まったら、質問に答えて契約者情報を入力すれば完了です。
毎月の保険料はカード利用代金として引き落とされます。
もし補償内容を確認したり変更・解約したいときは、
三井住友カードの会員メニュー
からいつでも手続き可能です。